⼼地よさの
違いを⽣む品質
お客様の笑顔のために、譲れないこだわり1枚1枚を⼤切に、
あえて「ゆっくり」漉く
河野製紙のティシュには、⼿漉き和紙に始まった伝統が今でも息づいています。「1枚1枚を⼤切に漉く」その気持ちを⼤切にしています。 繊維そのものが自然に絡み合うようにするため、適度なスピードで(決して早すぎない様に) 漉いて、ふんわりとした感じを出すように工夫。工場で使用しているのはティシュ用に開発された「低速」の機械です。河野製紙のティシュを1枚、お⼿にとって明るいところで⾒てみてください。繊維がまんべんなくなめらかに絡み合っていて、クレープ(しわ)がとても細かくつけられていることが分かっていただけると思います。⼩さな差なのですが、これが使っていただいたときの⼼地よさの違いなのです。
お客様の笑顔のために、譲れないこだわり原料を選び抜き、
最適な配合で創り上げる
河野製紙の紙の秘密は、良質な原料と⾼い技術⼒にあります。原料は主としてカナダ内陸部の「針葉樹パルプ」と、ブラジル産の「広葉樹パルプ」を使⽤しています。これらは、計画植林でできた森から切り出した⽊から作られたパルプです。「針葉樹パルプ」の繊維は適度な太さと⻑さを持っているので、しっかりして、弾⼒のある紙になりますが、河野製紙の技術によって、繊維同⼠に⾃然な絡み合いを持たせることで、しなやかさとソフトさを出しています。「広葉樹パルプ」の繊維は細く短いため、ティシュ表⾯の平滑性(なめらかさ)を⾼めます。 河野製紙では、「針葉樹パルプ」と「広葉樹パルプ」を、製品の特⻑ごとに最適な割合で配合して⽣産しています。
品質へのこだわりが⽣んだ新技術
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保湿技術
グリセリン・ソルビットを主成分とした保湿成分をティシュに含ませることで、空気中の⽔分を適度に吸い付けます。通常のティシュの約2倍の⽔分を含むことで、しっとりとした潤いとやわらかさを実現しました。1993年、河野製紙が世界で初めて開発した特許商品です。
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シルク保湿の技術
新開発の「ゲル状保湿成分」を配合しました。空気中の⽔分を適度に吸い付ける保湿成分⾃体が、ゲル(ゼリー)状になっています。ティシュ繊維にゲル状の成分が含まれることで、繊維⾃体がゼリーのように⽔分と弾⼒を持ちます。やわらかくなめらかな感触になりやすく、シルクのような肌触りです。2007年、特許取得致しました。
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絹のような肌触りを生む技術
「オイルリッチ&パウダーin製法」として、保湿薬液に加えてオイル成分と植物性パウダーを最適なバランスで配合しました。
紙表面のパルプの繊維が立ち上がることで、絹のようになめらかな肌触りを実現しました。
2022年、特許取得致しました。
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形状記憶エンボス
(デコボコ)技術新開発のエンボス加⼯技術でエンボス形状の記憶性を⾼めることで拭き取り性に優れ、今までに無い吸⽔量と吸⽔スピードを実現しました。2010年、特許取得致しました。